名称 | 松阪もめん 手織りねこポーチ ※柄はおまかせとなります |
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サイズ | 縦 約10㎝ × 横 約12㎝ × マチ 約8㎝ |
販売元 | ゆうづる会 |
配送 | この商品は送料無料でお届けします。 |
松阪もめんの伝承活動に取り組む「ゆうづる会」の作家による手織りの猫型ポーチです。
猫の耳が特徴の丸身のある可愛らしい形で、丈夫で品質が良く、使いやすい手織りのポーチです。
「松阪もめん」とは
「松阪もめん」は、天然藍の先染め糸を使い、「松坂嶋(まつさかじま)」と呼ばれる縞模様が特徴の松阪地域で生産されている綿織物です。
松阪もめんの歴史は古く、江戸時代、伊勢の国で生産され、松阪周辺から集荷されたものが「松阪もめん」、津周辺から集荷されたものを「伊勢もめん」と呼ばれていましたが、江戸へ出荷される伊勢国産の木綿には「松阪もめん」の商標が付けられました。十八世紀初頭の『和漢三才図会』には、木綿製品の品質を「勢州松坂上ト為シ、河州・摂州之二次ク、参州・尾州・紀州・泉州中ト為シ、播州・淡州下ト為ス」と評価して、松阪もめんを最上位にランク付けしています。
そんな手織りの松阪もめんも、時代や市場の変化により衰退してしまいます。明治以降に近代的な工場を創業して巻き返しを図りますが、なかなか最高位にランク付けされた品質の製品に復活させるまでには及びませんでした。
しかし、かつての松阪もめんを復活させようと昭和57年(1982年)紡織技術を身に付けた女性たちにより「ゆうづる会」が結成され、その後松阪もめん手織りセンターが開設されました。(参考:ゆうづる会『30年の歩み』より)
そして現在、松阪もめんの伝承グループ ゆうづる会は、綿花の栽培、糸づくり、藍の栽培、藍染め、手織り木綿と一貫生産に取り組んでいます。
商品は、松阪もめんを使った着物、財布、小物入れ、テーブルクロス、コースターなど多岐にわたります。